uzura’s blog

ココロ動くものを書き留める

🏔刺身の小山/海鮮丼食す⛰

こんにちは。

右瑞羅uzuraです。

先日、新宿にあるお寿司屋さんへ行ってきました。

びっくりな海鮮丼だったのでブログにてシェアしたいと思います🍣

 

三是寿司というお寿司屋さん。

新宿駅から少し歩くとたどり着くことができます。

 

私が頼んだのは、みこちゃん丼。

 

なんと、この丼数量限定のようで、開店時間前からこのメニューを求めたお客さんが列を作っていました。

 

どのようなお寿司かというと、こちら🔻

見た目も華やかな海鮮丼✨

キラキラ輝いてます…!

 

お値段、いくらだと思いますか…

 

海鮮丼だと少し効果なイメージを持ちますが、なんと

750円!

 

お財布に優しくボリューミーな海鮮を楽しむことができるのです🐟

 

大盛りも可能で値段は950円。

 

大盛りは写真の普通盛りより、もっともっと高いお山のように盛り付けられています🏔

 

これに、お味噌汁がついてきます🌟

 

 

お味

本当に、ボリュームミー。

よく脂の乗ったお刺身なので、空腹だったお腹を満たしてくれました。

山葵は市販のものとは違い、回らない寿司屋クオリティー

甘味とツンとした辛味が美味。

 

普通盛りですら半分くらい食べるともう、満足感で満たされます。

一般的な食生活を送る人〜少食の人は普通盛りでも十分楽しめます。

大盛りのビジュアルのインパクトは大ですが…。

 

お味噌汁や暖かいお茶を適度に挟みつつ、完食😋

 

ボリュームたっぷりで大満足ですが、またリピートしたい海鮮丼でした。

 

朝方新宿近辺に足を運んだ際に、三是寿司に立ち寄ってみてはいかがでしょうか💭

 

 

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💐東京バレエ団 ジゼル🪦

こんにちは。

右瑞羅uzuraです。

5月20日(土)に東京文化会館にて行われた東京バレエ団のジゼルを見てきました。

 

実は、私はジゼルは大まかに知っておりましたが初めて全幕を通して劇場で観劇しました。

 

今日はジゼル観劇にて感じたことを、ブログに綴りたいと思います。

綺麗な舞台美術や衣装

幕が開いて第一に思ったことは、舞台美術の美しさ。

紅葉が暖かな黄色やオレンジ色に色づいた森にある村の様子が綺麗でした🍂

 

衣装のデザインも素敵でした。

ジゼルは、一般的な白や青を基調としたロマンティクチュチュですが、スカートがほんのり青みがかってほんとに綺麗。

イメージ通りのそれぞれの役柄の衣装でしたが、こだわりが詰まっている洗練されたデザインのようでよかったです。

 

実は、2021年に舞台装置や衣装が完全一新されていたようで、だから色も鮮やかで魅力溢れていたのかと納得でした✨

 

1幕

1人ひとりの表現から生み出されたジゼルの世界

とっっても、それぞれのキャラクターの演技が自然だったので、物語上の世界観に引き込まれました。

何より、『ジゼル』では貴族と村人というように人々の間に身分が根付いているため、一人一人の役としての立ち振る舞いや演じ分けがとことんなされていました。

ジゼルからは純粋で心やさしき村娘のキャラクター像。

伯爵であるアルブレヒトの結婚相手となっていたバチルド姫を演じた政元絵美さん。貴賓溢るる貴族レベルの高い演技がすごかった…。

踊ることの少ない役でありながら、舞台にいるだけなのに厳かな貴族オーラで場を作っていてさすがでした…👑

何より、村人役一人一人の演技があっての村の場。

 

東京バレエ団の団員の一人一人の意識の高さに圧倒された…。

 

バレエ初心者にも分かりやすいストーリー展開

ジゼルとアルブレヒトによる花による恋占いのシーンを中心とした、演技を見ていて感じたことなのですが、マイムが抽象的すぎないのですごく何を意図しているのかが分かりやすかったです。恵理子さんと弾さんの巧みな演技の賜物とも言えます!

ベンチに腰をかけたジゼルが隣にアルブレヒトに座ってもらえるように、広がっていたスカートの裾を照れつつ自分の元へ手繰り寄せるといった細やかな演技が、ジゼルのピュアな恋心を表現していました。

 

バレエ特有のマイムが存在しますが、初めてバレエを見る人でも意味を感じ取れると思います。ジゼルとアルブレヒトの暖かな時間に微笑むこと間違いなし✨

 

 

ペザント

ペザントは、女性4人男性4人によって踊られました。

男女が組むことで4ペアが踊ることもあれば、男性2人が2ペアでという時もあり、次々に舞台を駆け巡り舞うダンサーのエネルギッシュさにパワーと元気をもらいました。

 

私1推しのダンサーは生方隆之介さんなのですが、ペザントを踊られていました🌟

やっぱり、丁寧でありながらもエネルギーある踊りが魅力的です。

さりげないグランパドシャがパッと華やかによく開いていて、もう本当に素敵でした。

美しすぎるプロポーションを生かしつつ、しなやかで鍛え続けられている身体から繰り出されるパは本当に美しい💭

 

4人の男性ダンサーが最後に決めるポーズも揃っていてかっこよかったです。

 

ジゼル 狂乱

なんといっても、ジゼルの大きな注目点の一つとして狂乱の場が挙げられるでしょう。

アルブレヒトは村の人ではなく伯爵であったこと、実はアルブレヒトには婚約者が存在したことなどからショックを受け混乱し正気を保てなくなってしまうシーン。

 

さっきまで、楽しい雰囲気漂っていた舞台が一変悲劇の場に変化します。

剣を引きずったり、たくさんの村人や数人の貴族の間を駆け巡りながら混乱した果てに母の元へ向かってゆき生きたえてしまう。

心優しくて純粋なジゼルだったからこそ、このシーンは心が痛くて悲しい。

もう、楽しく元気に踊っていたジゼルの笑顔は2度と見ることができません。

 

中島恵理子さんの観客を引き込む演技とても素晴らしかったです。

 

 

2幕

一切の人間味も感じさせない揃い過ぎるウィリたち

本当に、2幕は圧巻でした。

冷ややかに優しく青づかれた舞台照明の中、静かに現れるウィリたち。

顔や手が動けば波紋が広がるように隣のウィリもポーズを変化させる。

アラベスクの角度、高さがみんな同じ。

歩幅や小さな動きにまで神経の行き届いた踊り。

 

まるで、1人のウィリが、鏡だらけの場所で踊っているところを私たちが見ているような感覚に陥るほどに揃っていました。

 

ほんとにほんとに美しいし、揃いすぎていて怖さまで感じました。

 

人間による技とは思えないほどに素晴らしすぎた。

 

これは、コールドを踊る1人ひとりの誇り高さや心を一つに合わせる姿勢、ストイックさがなければ揃った作品を成し遂げることは難しいでしょう。

 

ウィリはたくさんいるのに、ここまで揃えることができるのか…と驚きと感動で心が一杯でした。

 

 

そして、ウィリたちの顔を隠すベールが一斉に舞台袖に引き込まれていくシーンはインパクトが強く霊気を感じました👻💦

 

 

踊りに踊らされ命を削られる男たち

このシーンも個人的にすごく見どころだと思います。

ウィリとなってしまった無表情の少女たちと、無慈悲なミルタによりヒラリオンは死ぬまで踊らされることになります。

このシーンでは踊ることで命が削られ弱ってゆく様が踊りで表現されます。

逃げ場なくヒラリオンを囲み、逆らうことのできない流水のように彼を飲み込んでゆく、そして、ヒラリオン自身は争うこともできずに踊り続けるしかない。

ジゼルでしか見たことはないであろう世界に目が離せませんでした。

操られているかのように踊るヒラリオン(鳥海創さん)の表現力に感激👏

 

アルブレヒトもウィリたちにみつかりミルタに踊らされることとなるわけですが、ジゼルが必死に庇ってくれたこともあり、夜明けまで死んでしまうことなく生きながらえることができた。ジゼルは墓へ消えていった…という切ないストーリー。

ジゼルの心の優しさ、一途さに心打たれます。

 

 

 

浮遊感 ジゼルとアルブレヒトのパ・ド・ドゥ 

アルブレヒト役の塚本弾さんのエスコートのもと踊るジゼル(中島恵理子さん)が本当に幽霊。

リフトの対空時間が長〜くて、地面についたと思ったらまた浮くような踊りに、会場一体が魅了されました。

こんなに生身の人間の力だけで、人間の域を超えた存在を表現できることに驚きです。

 

 

まとめ

ジゼル初めて生で観劇しました。

それゆえに、私にとって強烈な刺激となった舞台となりました。

予想をはるかに超えたジゼルの面白さ、2幕の群舞から醸し出されるウィリたちの美しさなど、たくさんの気づきがありました。

また上演されるときは、もう一度見にいきたいです。

 

東京バレエ団の皆さん、素晴らしい舞台をありがとうございます🙇

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※個人の意見、感想となっておりますご了承ください。







ラ・バヤデール影の王国に曲をピアノで弾いてみた

こんにちは。右瑞羅uzuraです。

インドの寺院にて展開される三角関係の人間模様と、美しい影の王国のコントラストが身に染みるバレエ作品、ラ・バヤデール。

今回は、ラ・バヤデールの影の王国のシーンのコーダをピアノで弾いてみました。

 

静かな群舞から始まった影の王国。

終盤へ向かうのにつれて踊りも音楽も盛り上がりが増してゆく様に見ている観客は引き込まれます…。

 

去年、東京バレエ団で上演されたこの作品。

美しかった影の王国を懐かしみながら弾きました。

 

ぜひ、お聴きください🙇

 

www.youtube.com

 

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🎋かぐや姫第2幕…etc.観劇🌕

こんにちは。

右瑞羅uzuraです。

 

今日は、東京バレエ団の公演を見てきました。

観劇した感想をまとめます。

 

本日の演目

  • スプリング・アンド・フォール

第1楽章:大塚 卓

モデラート:生方隆之介、鳥海 創

第2楽章:足立真里亜

テンポ・ディ・ヴァルス:長谷川琴音、安西くるみ、加藤くるみ、涌田美紀、榊優美枝、中沢恵理子

            生方隆之介、ブラウリオ・アルバレス、鳥海創、井福俊太郎

第3楽章:大塚 草

スケルツォ:ヴィヴァーチェ:ブラウリオ・アルバレス、井福俊太郎、生方隆之介、鳥海 創、海田一成、後藤健太朗、加古貴也、山下湧吾、宫村啓斗

第4楽章 ラルゲット:足立真里亜 - 大塚 卓

第5楽章 フィナーレ、アレグロ・ヴィヴァーチェ全員

 

  • イン・ザ・ナイト

秋山 瑛 一 秋元康

中川美雪 ー ブラウリオ・アルバレス

平木菜子ー柄本 弾

ピアノ:松木慶子

 

かぐや姫:秋山 瑛

道児:柄本 弾

翁:木村和夫

秋見:伝田陽美

影姫:沖香菜子

帝:大塚 卓

大臣たち:宮川新大、池本祥真、樋口祐輝、安村圭太

側室たち:二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、中川美雪

 

スプリング・アンド・フォール

ジョン・ノイマイヤーによる振り付け。

音楽はアントニン・ドヴォルザーク作曲の弦楽セレナーデ ホ長調op.22

 

私自身、この公演にて初めて見た作品。

 

まず、何も知らないままに観劇した印象から⏬

舞台の背景から受けた印象の影響もあるからか、水墨の世界を感じた。

真っ白な背景にうっすら炭で模様が塗られているかのようなシンプルな背景だったのでそのように感じるものがありました。

舞台全体や衣装が真っ白だったので、まっさらな紙のようにも思えました。

 

そのような舞台の中、ダンサーたちは水の波紋が広がるかのように連鎖しながら踊ります。

舞台袖から出てきてはぶつかったり、絡み合ったり…

 

後半になるにつれて、踊りからまとまりを感じられるようになっていったその様は、水に墨が溶け込むような…

 

そのようなイメージを無知ながらに感じました。

 

 

実際に、どのような作品であったのかというと、

ノイマイヤーは、ダンスというメディアを通して題名が意味するものを多義的で五感では感じることのできないような神秘的世界を展開させたとのこと。

 

人生における春夏秋冬という意味合いだけでなく踊るということが人生の表現でありこの作品のテーマとしているということでしょうか。

少し難しいのですが自分なりに考えてみました。

 

スプリング・アンド・フォールには、「春と秋」という意味合いだけでなくモダンダンスにおける「跳躍と落下」の意味合いが掛けてあることに驚きと深さを感じました。

 

 

イン・ザ・ナイト

ジェームズ・ロビンによる振り付け。

音楽はフレデリック・ショパン作曲のノクターンop.27-1、ノクターンop.55-1,2、ノクターンop.9-2で松木慶子さんによる生演奏でした。

水色っぽい色の組み、オレンジの色の組み、黒っぽい色の組みの男女3組がそれぞれ踊り、最後みんなで同じ曲で踊るというような流れ。

 

舞台は非常にシンプル。

背景には星がキラキラと煌めいており、ロマンチックな場。

 

特に、役柄ははっきりした作品ではないけれど、それぞれのカップルの男女の気分の移ろぐ様子が作品で表現される。

 

繊細な旋律のショパンノクターンと踊りが見事に一体になっていて感動した。

私自身の中では、オレンジのカップルの振り付けと音楽がリンクしていて、踊りによってショパンの音楽が具現化されているかのようで引き込まれた。

きっと振り付けの素晴らしさはもちろんだが、踊り手の音楽への理解と努力によるところも大きいだろう。

 

それぞれのカップルごとに個性が踊りから滲み出ていてとても面白い作品でした。

床を軽く滑るような振りがあったり、少しアクロバティックめな振り付けが盛り込まれていて踊りの緩急に心を動かされました。

 

何より、生演奏によるショパンノクターンも非常に素晴らしいもので…✨

暖かな音色に癒されました。

 

かぐや姫 第2幕

私は、このかぐや姫という作品に触れたは今日が初めてでした。

新たに創作された作品はどのようなものなのか、期待とドキドキが込み上げる中での観劇でした。

 

振り付けは金森穣さん。空間や照明に関しても金森さんが携わっています。

音楽はクロード・ドビュッシー

 

全体的な感想としては、

クラシックバレエへのリスペクトを保持しつつ、適度に非クラシカルな動きが取り入れられており、とっても洗練された作品という印象を受けました。

 

かぐや姫という演目ということもあって、黒子による舞台変換や演出、着物の袖をもちながらおしとやかに歩くといった古き時代の日本人の所作が組み込まれていたりとクラシックバレエの形を保ちつつ、枠に囚われない作品となっていました。

 

とにかく、前衛的な面と古典的な面のバランスが絶妙で、古典バレエに多く親しみを持つ私自身にとってもすんなりと作品を受け入れることができ、終演には感動で一杯でした。

 

 

始まり。

幕が開いて最初のシーンは、紅葉が舞うところから。

美しく色づいた紅葉の葉がはらはらと舞台中央から舞い散っています。

趣とどこかもの哀しさある雰囲気。

照明もぼんやりと暖かさあるライトが舞台を照らしていました。

 

さらには、ドビュッシーの音楽によって劇場から異世界へ誘われ、観客である私たちは一瞬でかぐや姫の世界へ引き込まれました。

 

 

舞台は真っ白でシンプル。

無駄の無く洗練された舞台セット。

真っ白な空間に、カカオ豆のような見た目の装飾が施された照明が数個天井から吊るされています。

 

真っ白であるため、ライトによって情景や雰囲気がガラリと変化します。

 

そして、第2幕を見ていると、

終わるまで途切れを感じることのないような流れある作品で、大きな舞台変換も少ないので集中が途切れることなく一息で最後まで観劇できるかのようでした。

 

真っ白なステージが大きな画用紙のようで、まっさらなところに光をもって彩られ場の雰囲気が変化する構成がとても面白かったです。

 

衣装も素敵でした。

女性は着物を羽織る形で着用。光沢ある衣装で日本古来の文化とモダンなテイストが適度に合わさった洗練されたデザインでした。

 

かぐや姫の衣装は、透明感ある美しい青緑色の衣装。

中には光沢のある真っ白なレオタード。

 

それに対してかぐや姫に嫉妬の思いを募らせる影姫は毒々しい赤を貴重とした色の衣装。

宮廷の女たちがはっきりとした赤い衣装を着ていることと重なっており、都を逃れたいかぐや姫と、帝や影姫を中心とした都の人々の対陣関係が表現されているかのようでした。

 

 

 

かぐや姫の衣装についてですが、

羽織を脱いだ真っ白なレオタード姿は、かぐや姫の美しい純粋な心そのものであったり、都から逃れたいという本心・本音が露わになった姿のように見えました。

翁に対し怒りが爆発したシーンは印象的です。

 

 

日本固有の着物をヒラヒラと駆使した踊りは美しかったです。

宮廷の女たちによる踊りも非常に華やかでした🌺

 

 

今回の見どころのポイントの一つとして、黒衣の男性らによる群舞。

揃っていて迫力満点で凄まじかったです。

白い舞台だからこそ、真っ黒な衣装を着た男性らによる息を合わせたシャープな踊りは、宮廷でかぐや姫を取り巻く恐ろしき感情を具現化されているかのようで、大人数による表現の力に圧倒されました。

金森さんにとっても、ベジャール作品を上演する東京バレエ団で取り入れたいと思っていたのが男性群舞だったそうです。

本当に揃っていて、感激でした。

 

童子は、都と田舎との格差がはっきりしている。

同じ時代とは思えないほど、都の人々に対して原始的。

かぐや姫にとって童子は、身を豪華に飾りつつも欲望に駆られてしまっている、そんな宮廷の人々を霞ませるほどの魅力を持つ心の美しい存在であるのだろう💭。

 

私にとって最も印象的だったシーンはかぐや姫童子が引き裂かれるシーン。

かぐや姫が絶望し闇に呑まれると、かぐや姫を都まで追ってきた童児の姿を見つける。

2人は逃亡を図るも、思うようにいかない。

という流れで、

2人の背後に白いパネルが黒子によって舞台前方から2枚ずつ舞台奥へ向けて並べられる。

すると、まるで襖が開くように2枚1組だったものが開かれると、かぐや姫を残して童子は奥へと呑まれ、パネルは元の通りに閉ざされ2人は引き裂かれる形となる。

取り残されたかぐや姫は、閉じられたパネルを自らの手でこじ開け、童子が消えていった方へ追ってゆこうとするも、その先に待っていたのは帝。

 

童子との幸せな空間はもう追った先には存在せず、待っていたのは禍々しい宮廷社会。

 

この時のかぐや姫の絶望感…。

演出が素晴らしすぎて。

この引き裂かれるシーンは非常にスピーディーであっという間に童子が消え去ってしまうまで目まぐるしかったです。

都から逃亡したいかぐや姫の頻拍した様子が繊細にドラマチックに、テンポ良く表現されていて感嘆します。

 

 

 

 

真っ白な空間だからこそ、それぞれのキャラクターの味わいが映えていました。

無駄を削ぎ落としつつも、しっかりかぐや姫の物語や表現の意図が分かりやすくなっていて精密に作り上げられた作品であることをひしひしと感じました。

舞踊という観点だけでなく、照明、衣装、舞台美術、セットなどそれぞれに芸術的なこだわりが詰まっていて、総合芸術としての新たなバレエ作品が完成されていました。

本当に洗練された作品で、感激でした。

秋には全幕が初演されるそうなので、楽しみで待ち遠しいです。

まだ1幕を見ていないので全て通して、改めてかぐや姫の世界を堪能したいと思います。

 

 

個人の感想・考察となっております。ご了承ください🙇

 

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🌸さくら煎茶で桜の残り香を🍃

こんにちは。

いよいよ、桜の時期も残りわずか。

本当に儚いものですね。

 

散りゆく桜に名残惜しさを感じながら、さくら煎茶を飲みました。

お茶は、両親からのプレゼントです。

 

コノハト茶葉店というお店のお茶。

付属していた説明書によるとこのさくら煎茶は、

国産の良質な煎茶に、ほんのり柔らかな桜の香り。アルプチンを含み美肌作用のあるといわれる小さな桜色のハーブ”ヒース”を散らしました。

とのこと。

 

原材料を見ても緑茶とヒースが主なものだったので桜そのものが入っているわけではないみたい。

 

ヒースは美肌作用だけでなく利尿作用もあるから、健康面でも嬉しいことがたくさん。

 

 

何より、パッケージが華やか。

お茶っ葉は缶の中に7個ティーバックが入っている。

 

お茶を全て楽しんだ後も、取っておきたくなる缶。

デザインも形も素敵で捨てられない。

 

お茶だけでなくパッケージからも桜を感じる。

 

 

缶の中身。

ティーパック7つと、袋を止めておくための木素材のクリップ。

ピンク色の素材がヒースと思われます。

 

コノハト茶葉店のロゴ入りのクリップまでついていて、やはり包装にこだわりが詰まっています。

 

お茶を味わうということだけでなく、お茶を煎れるという営みに彩りを添えてくれる。

 

桜というと、塩昆布茶みたいにしょっぱいのかな…と想像していたけれど、このさくら煎茶は塩味は感じませんでした。

 

もはや、甘味のあるお茶です。

 

お茶として、気軽にお客様に出す事も十分にできるお味。

 

色も緑茶のような緑色。

 

緑茶なのだけど、ふんわり桜が香ります。

 

しっかり、桜風味を感じます。

 

 

 

今回は、以前もブログにて紹介した中野屋にてどら焼きを買っていたのでご一緒に。

 

厚みのある小ぶりのどら焼き。

 

卵の風味と甘味のある生地。カステラを連想しました。

 

餡に混ざっているのは栗かと思われます。

 

甘味さを十分に感じるどら焼きだけど、食べてて飽きないお味です。

 

 

 

 

 

 

 

さくら煎茶。

デザインまでこだわりを感じて、お茶をいれても、味わっても楽しかったです。

贈り物にぴったりですね。

頂き物でこそ初めて知る味というものも多いものです。

今年の桜はもうすぐ散ってしまうけれど、また来年を楽しみに頑張っていきたい。

 

 

お店情報

shop.connacht.jp

 

どら焼き

菓舗 中野屋

東京都町田市原町田4-4-7

 

 

Photo corner🔻

※個人の感想となっております。ご了承ください🙇

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🐿くるみっ子🐿

こんにちは。

右瑞羅uzuraです。

 

今回は、リスが可愛い鎌倉スイーツを紹介します。

 

 

くるみっ子

神奈川県鎌倉の銘菓、くるみっ子。

神奈川県銘菓展 菓子コンクールで最優秀賞を受賞したことのあるお菓子。

しっかり評価されているお菓子。

 

人気なお店で、午前中には売り切れてしまうこともあると聞きます。

 

主な材料としては、キャラメル、くるみ、バター。

これらが絶妙にマッチした銘菓。

 

 

愛くるしいパッケージ

 

 

なんと言っても、パッケージがかわいい。

リスがアイデンティティーのお菓子。

森の工房でリスたちが健気に作ったお菓子みたい…と勝手に想像します。

 

大きさもかわいいサイズ。

よく作り込まれた上物感がありつつ、ミニサイズなのがお土産にもってこいなポイント。

 

 

お味

くるみのサクサク感とキャラメルのまったり感が、クッキーで綺麗にサンドされまとめられています。

 

くるみの皮のほのかな苦味とキャラメルのほろ苦さがバランスよく感じます。

 

苦味が美味しさのポイントですが、くるみっ子特有の味わいなので子どもにとっては好みが分かれることもあるかもしれません。

 

私は大好きなお味でした。

コーヒーのお供にもピッタリな感じがしました。

 

 

 

まとめ

今回は、くるみっ子を食べた感想をまとめました。

見た目も味も、リスのイメージとマッチしていて本当にかわいいお菓子でした。

 

サイズもプチサイズでリスサイズ。

みなさんも、ぜひ、体感してみてください。

 

 

※個人の感想となっております。ご了承ください🙇

 

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🎋武相荘へ行ってきた🌱

こんにちは。

右瑞羅uzuraです。

 

先日、東京にある武相荘へ行ってきました。

白洲次郎が、鶴川へ引っ越してきた時に住んでいたお家が武相荘

 

武相荘は、無愛想とかけられた名前なんだとか。

 

洒落てる。

 

とても綺麗なお家とお庭、そして、美味しいお料理が楽しめる場所でした。

 

そんな、武相荘を今回はブログにまとめていきたいと思います。

 

 

武相荘のお庭 そこには心落ち着く空間が広がっている🎋

武相荘へ辿り着くまでには、お庭を通る必要があります。

太くまっすぐ凛とした竹がたくさん集まった竹林が最初に待ち構えていました。

 

竹に一面包まれると、心が研ぎ澄まされて"整う"感じがしました。

 

日本人の性なのか、竹に囲まれると日々のストレスが洗われてゆくようでした。

 

まるで、竹取の翁が竹を刈りきてそうな竹一面のお庭。

 

こんなお庭は我が家にあったら…どんなに素敵だろうか。

 

落ち着く空間です。

 

 

 

それにしても、お庭というよりかは森。

なのに、綺麗に手入れがされていて、すごいな〜とぼんやり感じる。

 

 

 

 

こんなところにたけのこ発見。

 

春だな。

 

 

 

竹林を抜けると、そこには和やかな風景が。

東京とは思えないほど、のどかで穏やかで。

 

春なので、桜とともに菜の花がお出迎えしてくれている。

辺り一面に広がる菜の花ばたけも感動するけど、このくらいのささやかな菜の花も好き。

 

いよいよ、武相荘の建物へ

 

 

桜が綺麗に舞っていて美しかった。

木一本一本の枝葉が綺麗に伸びていて息を呑む。

 

 

 

上の写真はレストランとカフェの壁に描かれた武相荘の名前。

 

レトロさや和洋折衷が感じられるレストランの建物。

ジブリの世界にも存在しそうなお店。

 

店内は家具や装飾がひと時代前の雰囲気を感じることができるようなインテリア。

 

とっても落ち着く。

 

そこまで広いお店ではないけれど、このサイズ感がまたよい。

 



メニューも手描き風。

イラストも可愛らしい。

 

結局、私が選んだのはオムライス。

 

その日は、朝ご飯をそこまで食べていなかったから食べ応えあるものをと思って選んでみた。

 

 

これが絶品だった。

 

今まで食べてきたオムライスの中でもトップクラス。

 

卵とご飯が一つになったオムライス。

舌触りも良いし、ずっと卵とご飯を一緒に味わうことができる。

 

何より卵がふわふわ。

 

一体、何個もの卵が使われているのだろう。

 

ソースは、甘味が強めでコクのある味わい。

 

空腹満点な時に食べ始めたら手が止まることはない。

 

上にふんだんに乗せられているのは恐らく、玉ねぎを揚げたもの。

 

そして、柔らかな牛肉が豪華に四つ添えられている。

 

 

そのほかのメニューを私の連れが頼んでいたので、味見を一口。

 

武相荘海老カレー。

酸味が効いた味わい。

日本で親しく食べられている家庭用のカレーとは一味違う。

 

白洲次郎が野菜嫌いだったため、カレーに添えられているキャベツにカレーをかけて食べるという食べ方だったそう。

 

白洲次郎の生きていた時代を感じながら当時次郎が食べていたメニューを堪能することができる。

 

これもまた絶品。

優しい味のスープ付き。

濃いめなオムライスに良いお供。

 

 

次郎の親子丼。

この親子丼、出汁がしっかり効いていてたまらなく美味しい。

メニューに書かれている挿絵の通りに綺麗な器に入ってた。

 

柔らかくて美味しくて、これは人気メニューだと勝手に確信。

 

今度、武相荘に来た時は親子丼一人前食べようかなと考えたほど。

 

 

親子丼の器は、武相荘内のショップにて販売されていました。

買おうかどうかすごく迷む。

 

 

 

さらに、レストランから奥へ進むと白洲次郎が住んでいてお家を見学できるようになっている。

 

白洲次郎が作業していた机があったり、歴史を感じるアクセサリー、像、器、着物などが展示されている。

 

和と洋の文化が自然に混じり合った空間。

 

ガラスも、現代の透明感あってはっきり外が見えるものではなく、歪んで見える窓。

 

今では身近に感じ難い昔の日本の家。

 

今となっては古くなって新しいものへ代替されているけれど、古き良きものに気づき忘れていたものにハッとさせられる瞬間。

 

昔のものだからこそ出せる安心感。

 

快適さやコスパばかり重視してると忘れてしまうものも必ず出てくる。

 

過去に目を向けることも、QOL向上にとって必要なことだと確信した。

 

 

 

まとめ

武相荘へ行ってきたことを今日、ブログにまとめました。

レストランなど、値段が高めだったけど実際に体感してみると納得できる内容。

たまには、上物なお料理を食べるのも良いものです。

美味しいものを食べると元気になりますから。

 

お庭もよくお手入れされていて非日常を味わえます。

新年度が始まり、精神的に疲れている人も多いかと思います。

息抜きを忘れず、自分自身において大切にしていることに無視をせず、自己を大切にお過ごしください。

 

右瑞羅uzura

 

※個人の感想となっております。ご了承ください🙇

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