こんにちは。
今回は東京バレエ団のブルメイステル版の白鳥の湖の舞台稽古を見学してきました。
その記録としてブログにまとめます。
今日のキャストは、主役が沖香菜子さん、宮川新太さんのバージョン。
私は、このペアの本番以外を見る予定だったのでとてもありがたかったです。
別日だと、秋山瑛さんのナポリが見れなかったりパ・ド・カトルが見れなかったりと、とても気になっていながら渋々諦めていたところもあったので、とても嬉しいキャストでした。
東京バレエ団のゲネプロ自体私は、今回が初めてだったのでまさか最初から最後まで通す形で進んでいくと思っていなかったため、思いがけず、舞台一本見れた心地でとても満足でした。
ゲネプロであるからこそな会話が聞こえてきたりダンサーの様子も見ることができてとても楽しかった…💭
ブルメイステル版を一通り見ることも私にとって初めてでした。
印象として、最後まで間髪入れずに一息つく間も無く進んでいくイメージで、黒鳥の欺く瞬間へ向けてボルテージがメラメラと上がっていく雰囲気を肌で感じました。
だからこそ、すごく引き込まれて観客の私の心も大きく高揚します❤️🔥
特に、3幕のソリストは悪役としての強さが踊りや立ち姿から表現されていて、すごくかっこよかった🎭
中央で様子を見守る、伝田さんと政本さんの2人が凛々しくも悪役味溢れていて素敵…。
余談ですが、政本さんのマズルカの衣装お気に入りです✨
正直、瑛オデットを期待していた私だったけど、ナポリを踊りこなす瑛さんを見ていたら、そんなことも忘れて、かっこいいし妖艶だしで引き込まれました。
タンバリン片手に身軽にヒラヒラと舞うナポリの長…見事でした。
パ・ド・カトルの瑛さんもフワフワな貴族でした。第1Vaも可憐でとてもぴったり。上体の使い方が滑らかで美しいかった…💭
ブルメイステル版は、3幕で現れる各国の踊りを踊るダンサーがロットバルト陣営であるという設定になっていて、とてもドラマチックで他の幕とのコントラストもはっきりしていてよかったと感じました。
きっと、ソリストたちの技量が素晴らしかったからこそなのかもしれません💭
池本祥真さんも回転もジャンプも安定的で、鮮やかでお茶目な道化でした。
コールドも揃っていて、驚きました。🦢
2幕でアラベスクした足が揃いすぎてまるで、シュレッターのハサミ✂️を連想してしまうくらいでした。
靴音も1人1人が抑えているのもよく伝わってきます。
フォーメーションの変化も綺麗だったし、ポーズも幾何学模様みたいに揃ってて、いつまでも見てたいほどでした。
沖さんの踊りをしっかり見たのは今回が初めて。
細く淡くでも、どこか強さを感じるようなオデット。
手足も長くて、綺麗でした。
湖が溢れる描写も本当に、その様にみえて、照明とスモークと布?でここまで表現できるとはすごいなと感じました。🌊⚡️
そして、ゲネプロだったので芸術監督のゆかりさんの声が聞こえてくるのですが、ロシア語で会話していてとてもかっこよかったので、ロシア語の勉強してみようと思います。
明日からの本番こそ、観に行くので今回の観劇ブログはこのくらいにしておきます🙇