uzura’s blog

ココロ動くものを書き留める

🌹上野水香 オン・ステージ 東京・春音楽祭🌿

こんにちは。

uzuraです。

 

3/19、東京バレエ団上野水香オン・ステージを見てきました。

 

今までにも、水香さんに焦点を当てた舞台はありましたが、今回も見に行ってきました。

 

今回も、観劇の記録としてブログにまとめたいと思います。

 

 

 

カルメン

 

初めてみました。

周囲の男たちを自分自身の自信と魅力をもって虜にしていく様が踊りに現れていました。

 

強さの中にどこか可愛らしさのあるカルメン

 

強いアクセントばかりではなく、適度な緩急が見ている私にとって心地よかったです。

 

水香さんの美脚・つま先がまるで、男を魅力する武器のようで、水香さんだからこそ成し得たカルメンだったように思えます。

 

また、柄本弾さんのホセも素晴らしかったです。

カルメンの魅力に翻弄されながら惹かれていく様子がとても伝わってきました。

 

カルメンを刺したあとの最後のホセの立ち姿の絶望感が印象深かったです。

 

 

そして、素晴らしかったのが宮川新太さん。

ついつい、目で追ってしまうほどバレエが上手い。

つま先が美しく、跳躍もしなやかで安定していて、それに加えて闘牛士の重々しく逞しい雰囲気を踊りで表現されていて、素晴らしかったです。

 

牛役の政本絵美さんもとてもかっこよかったです。細いライン、シャープでありながら、丁寧でとてもよかった…💭

 

 

ドンキ

 

今日は、生方隆之介さんと秋山瑛さんがバジルとキトリ✨

 

とても、盛り上がりました。

私自身も大興奮。

 

 

後藤健太郎さんのエスパーダ、キレキレで大きな踊りで、明るくて見ていて元気をもらいました。

 

 

生方隆之介さんのバジル。

バジルを子ドンキでも踊られているからか、とても自信溢れていて以前見た時よりもレベルアップされていることがよく伝わりました。

 

ダイナミックでかっこいいながらも、どこか懐っこく愛されキャラなバジルでした。

 

 

秋山瑛さん。

本当に見事なキトリで、痺れました✨

 

キレキレでありながらも上品で丁寧で、誰よりも輝きを放っていました。

 

アチチュードでポーズしている姿が凛々しくて脳裏に焼き付いています。

 

ヴァリエーションは、華やかでキラキラ🌟

パッセの連続では、扇使いが自然で上手すぎて、可愛らしさと輝きを振りまいてくれているような踊り👑

 

最後のアクセントもすごくかっこよく派手に決まっていてとても好きなドンキでした。

 

周りで踊っているダンサーもよく揃っていたからこそ大迫力だったのだと感じます。

 

菜子さんのソロと安定感抜群で、跳躍も軽やかで素敵でしたし、夕里加さんのソロも丁寧でハッピーな雰囲気が溢れていて綺麗でした。

 

 

 

タイス

大盛り上がりなドンキの後のタイスはめちゃくちゃ心に沁みました。

 

水香さんのしなやかな表現と弾さんの頼もしいリフトやサポートで、優しく淡く美しくタイスとなっていました。

 

心地良過ぎて、いつまでも見ていたかった💭🫧

 

 

 

ボレロ

ボレロは何度も観劇しておりますが、何度見ても焦ることはなく、面白いことに見た時の感情がその都度異なっているように感じます。

バレエ団の男性陣の皆さんと水香さんが一体となり形となったボレロにはいつも圧倒されてしまいます。

とても、今回は力強いボレロだったように私たち自身は感じています。

 

水香さん出番が多いのにも関わらず、ボレロまで観客を惹きつける踊りを届けてくれることに感激するのと同時に、勇気をもらいます。

 

水香さんの踊りを劇場で味わうことができるなんて、この時代に生きててよかったと思わせてくれます✨

 

 

 

上野水香オンステージは公演ごとに、違った魅力がありますし、違った感じ方がしてとても面白いです。

 

これからも水香さんや東京バレエ団の皆さんのバレエを楽しみにしています🌹