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ココロ動くものを書き留める

上野水香オン・ステージ福岡公演/全国ツアー開催に向けて

こんにちは!右瑞羅uzuraです。

いよいよ、明日は上野水香オン・ステージの福岡公演日ですね。そして、6月には全国ツアーが開催されるようです✨

 

私自身、先日行われた東京公演(東京文化会館)での公演をAプログラム、Bプログラムと観劇してきました。

 

長年踊り磨き上げられてきた水香さんの踊りは、とても深みがあり一生に1度は誰しも見ておくべきだ…と感じてしまうほどに衝撃的なものでした。

 

上野水香オン・ステージは、明日の福岡公演の他に、全国公演ということで川口公演、岡山公演が決まりました。

 

来年度からはゲスト・プリンシパルとして東京バレエ団で踊ることとなった水香さん。多くのバレエファンに愛されているバレリーナです。トップバレリーナの水香さんの踊りをこんなにも楽しめるステージはなかなかないだろうと思い、ぜひ、バレエと親しみのある方だけでなくバレエに触れたことがなかった方にも強くおすすめしたいです。

 



どの座席位置にも良さがある✨

水香さんの踊りや、キラキラした東京バレエ団のダンサーさん方の踊りをなるべく近くで、前席で見たい…そのように思っていた方。しかし、バレエ公演のS席は値段が高めで、断念した…またはS席を取りたかったけど完売で買えなかった。そんな方へお伝えしたい。ステージから遠くても、前列とはまた違ったバレエ観劇を楽しむことができます。あくまで、個人的な感想ですがその理由について述べていきたいと思います。

 

S席など値段が高めな席は、舞台全体が見やすい印象です。そして、やはり近くで見れることは大きな利点。ダンサーの表情や仕草、関節の細かい動きなどもよく伝わってきます。

 

ステージから離れた位置の座席

値段が優しめな席は、3階席4階席だったりステージから離れた場所であることが多いと思います。

ですが、3階席4階席などの座席の魅力、それは、高い位置から鑑賞できることだと感じています。

特に上野水香オン・ステージでは「白鳥の湖の第2幕より」が組み込まれていますが、沢山の白鳥が舞台に登場する演目となっておりました。

高い位置から見た方が、コールドの白鳥たちが列になったり陣形を変えたりする動きが見やすく、舞台全体の美しさを堪能できるというメリットがあります。

S席は主役のダンサーであったりソロの踊りが見やすく魅力的でありますが、後方の席から舞台を見るのもまた違った楽しみ方がありおすすめですよ✨

 

私自身、Aプログラムは前方の席、Bプログラムは後方の席で鑑賞しましたが、後方(3階席)から白鳥の湖を見ると、3羽の白鳥の群れ、4羽の白鳥の群れ、コールドの白鳥の列がどのように配置されているのか、どのように舞台上を移動しているのかを見やすく、舞台全体でのバレエ表現を味わうことができました。

 

注意点として、座席のランクが下がるにつれて「前の人の頭が視界に入り踊りが見ずらい」なんてことがあるので、座席に背中をつけて鑑賞するということはマナーとして大切ですね💦

 

そしてE席(一番安い値段)で鑑賞した時のことなのですが、あまり端すぎると、舞台全体を見ることが難しく舞台美術の仕掛けや舞台の奥が見切れてしまうことがあったので、座席を選ぶことができるならば、中央寄りが良いかと思います。

会場によって環境は異なります。目安としてみてみてくださいね🙇

 

ボレロ

なんと言っても、ボレロ。見逃せません。

上野水香オン・ステージのポスターやプログラムに使われているのもボレロのシーン。

 

ラヴェルが作曲した音楽にモーリスベジャールが振り付けしたものがバレエ作品『ボレロ』です。

ボレロは誰もが踊れる作品ではありません。

 

「踊れない」というのは難易度の話ではありません。実はベジャール振り付けのボレロを発表会で踊れるのは、モーリス・ベジャール・バレエ団に許可されたバレリーナやバレエ団だけなのです。特にメロディーを踊れるのは、世界のトップバレリーナの中でも選ばれしダンサーのみと言えます。

www.noaballet.jp

🔺引用元サイト NOA Ballet School「バレエ「ボレロ」はダンサーによって全く違う作品に!?|NOAバレエスクール」

https://www.noaballet.jp/knowledge/program/bolero.html

最終アクセス日2023/02/23

 

 

つまり、水香さんはボレロを踊ることが許された数少ないバレリーナということになります🌟

 

それほどに世界から認められたダンサーの公演、必見です…。

 

チュチュ姿のバレエダンサーが優雅に美しく踊るというバレエ作品とは少し異なったバレエです。しかし、バレエが好きな人も、そのほかのジャンルのダンス、舞踊が好きな人も、もちろん、踊ったことがない人も水香さんの持つ『踊り』のパワーを舞台から強く感じることができるでしょう。

時代が違えば、水香さんは踊りで国を治めていたに違いない…そのように感じました。

赤い円卓の上には、人生をかけてバレエという舞踊に向き合い磨き上げてきた、水香さんの魂が踊りとして燃えたぎっている…❤️‍🔥。そんな感じです。

 

バレエは小さな時からのレッスンを積み重ね、継続することが大切な舞踊です。

どんなにバレエが大好きな人でも、怪我、病気、精神的に病んでしまうなどで一度でもバレエを離れてしまうと、取り戻すことが非常に困難なことなのです。

 

人々が涙を流すほどの感動を与えるバレエダンサーとなるまで、数々の苦難を乗り越えてきたのだろうと想像します。赤い円卓の上の水香さんの姿。この世の奇跡のように見えて感動が止まらないのです。きっと、バレエが心の底から大好きでバレエに一生懸命に打ち込んできた人には共感していただけることではないでしょうか…💭。

 

そんな、水香さんのステージを日本中の皆さんに一度は見ていただきたい…本当に。

 

川口公演や岡山公演は20236月に行われます。名作であるボレロを観劇できるチャンスとなっております。ぜひ、劇場で水香さんの魂を感じてみてください。

 

川口公演や岡山公演の詳細🔻

www.nbs.or.jp

 

2023年2月10日〜12日に東京文化会館で行われた上野水香オン・ステージの観劇を通して記事を書かせていただきました。全国公演での演目など各位でご確認の上チケットをご購入ください。

※個人の感想となっております。ご了承ください。

 

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